まず目を閉じて、リラックスした状態をつくり、これから作る作品を創造し、徐々にそれを作品としてイメージしていきます。 ただ漠然と全体像をイメージするだけではなく、細かい部分まで、そして出来上がった作品を使用している場面までイメージし、右脳を活性化させていきます。
イメージができあがったら、その絵を紙に描いてみます。描き終わるといよいよ作陶に入ります。
作陶中も、いろいろと悩み、創造力を働かせながらそれを解決していきます。 それと同時に、イメージした事を表現(実現)する事の難しさ・大切さを学びます。

出来上がった備前焼作品に対しては、きっと大きな満足感が得られることでしょう。
しかし、イメージどうりに創れなかったという思いも、きっと残ることでしょう。

それはなぜでしょう?

右脳は「直感、想像力、イメージ記憶、瞬間記憶、長期記憶、ヒラメキ、創造力、芸術脳、潜在意識」の働きを持つ器官です。 (左脳は言語や計算等論理的働きを持つ器官です)
右脳の活性化は、様々な状況での対応力や想像力を豊かにすると同時に、眠っている潜在能力を開花させ、 無数の可能性を生み出すことができます。

衆楽館オリジナルの、イメージトレーニングを取り入れた陶芸体験は、日常生活やスポーツの技術向上においても通じるところが多々あります。

イメージどうりに表現(実現)できるかどうかは日々の訓練が解決します。
最も大切なのは、イメージトレーニングの最初にどれだけ素晴らしいイメージを描くことができ、後に、そのイメージをどのように表現(実現)させていくかということにあります。

私共、元フリースタイル・スキー日本代表選手、ハンドボール・インターハイ岡山代表選手。そして元タカラジェンヌらが備前焼陶芸体験を通じて、芸術の素晴らしさ、イメージトレーニングの大切さ、応用性をお伝えいたします。